この記事は、
【ネガティブ感情】の対処法
についてまとめています。
- ストレスサーモメーター
(感情の数値化) - エクスプレッシブ・ライティング
(思考の棚卸し) - 畏敬の念
(偉大な対象への気持ち)
ストレス社会の現代を生きる上で、ネガティブな感情は”老若男女関係なく”悩みの種になっているのではないでしょうか。
- 仕事のプレッシャー
- 人間関係の悩み
- 将来への不安
変化が激しい世の中では、変化に対応する為に今まで以上に気力と体力を消耗します。
周りと比べるツール(InstagramやTwitterなどのSNS)によって、自分と他人を比較して一喜一憂する日々も心身の疲労の原因です。
時に『ネガティブがネガティブを呼び』、どんどんと気持ちが沈んでいきます。
日本は”お国柄”と言いますか、内向的な性格の人が多いです。(1/3が内向型と言われている)
私も、心配性で起きてもいないことに不安を感じ、心身ともに疲れていた人間です。
大丈夫かな?
今回はそんな私が、自分のネガティブな性格を変えたいと思い、書籍等で学び実践した方法をご紹介いたします。
性格を変えるというよりは、ネガティブな感情を向き合い、対策する方法だと考えて頂けると幸いです。
私と同じく、心配性で不安傾向寄りな方の参考になると思います。
ネガティブ感情との向かい方です!
- 不安を感じやすい方
- 内向的な方
- 落ち込みやすい方
◉ストレスサーモメーター(感情の数値化)
私たちは、ネガティブな感情を感じる時、実はしっかりとストレスに気がついていません。
なんか不安だ・・・
得体の知れない”何か”によって、過剰にストレスを感じていることがあります。
自分の心がどれだけストレスやネガティブな感情で負担を感じているか正確には把握出来ていません。
まずは、『自分のストレスをしっかりと知る』ことが大切になります。
- なんだかイライラする。
- なんとなく不安だ。
このような抽象的な捉え方では、”しっかりと知る”には足りません。
例えば、
- 「健康の為に体重を落として下さい」
と言われるより、
- 「健康の為に体重を3Kg落として下さい」
と言われた方が、明確で行動に移しやすいのと同じ原理です。
ストレスの数値化なんて考えなかった!
ストレスを簡単に数値化する方法として、『ストレスサーモメーター』という方法があります。
『ストレスサーモメーターのやり方』
①架空の温度計🌡をイメージ
②自分のストレスが何点かを想像する
全くストレスを感じない:0点
過去に感じた事のないストレス:10点
手軽にストレスを数値化出来ることと、”ストレスに点数を付けただけでも、ある程度のストレス解消効果が得られる”というメリットがあります。
今『6点』だから、
『3点』まで下げてみよう
自分の感情やストレス値が明確になることで、安心感が生まれ、心にゆとりが出来ます。
これだけでも、ネガティブな感情やストレスと向き合えるようになり、心が楽になるのを実感出来るはずです。
是非、お試し下さい。
◉エクスプレッシブ・ライティング(思考の棚卸し)
エクスプレッシブ・ライティングは、”ネガティブな感情や思考を包み隠さず書き記す”認知行動療法のテクニックのひとつです。
簡単に言えば、愚痴日記と言えばイメージが湧くかも知れません。
頭と心がグチャグチャで何も上手くいかない
そんな時は、ストレスによって頭の中がマルチタスク状態となり、脳を効率良く使えていません。
エクスプレッシブ・ライティングを行うことで、自分の中のネガティブな感情(怒り・不安・心配など)をいったん整理することが出来ます。
その結果、ネガティブな感情による脳機能の低下を抑えられ、心から重荷が降りたような効果が得られるわけです。
『エクスプレッシブ・ライティングの効果』
- うつや不安の改善
- ストレス解消
- 幸福感の高まり
- 認知機能の改善
上記の効果が、数々の研究により確認されています。まさに、お手軽で効果が高い方法です。
<実践ポイント>
①まずは4日間続けてみる
②1日20分書き続ける
エクスプレッシブ・ライティングは、4日連続で続けることで効果が発揮されます。
また、20分書き続ける必要があり、この際に誤字脱字や同じ悩みなどは気にせずに、とにかくノンストップで書き殴るのがコツです。
細かなルールは気にせずに、自分の気持ちをクリアにして、ストレスやネガティブにはっきりとした形を与えることが大切です。
その結果、ネガティブな感情やストレスと向き合えるようになり、より生きやすい自分になっていくと思います。
◉畏敬の念(偉大な対象への気持ち)
カリフォルニア大学の研究チームが、”ある感情”を体験した回数が多い人ほど、「心理的な不安」や「体内の炎症レベル」が低いことを発見しました。
その感情が『畏敬』です。
ここでいう『畏敬』とは、自分の理解を超えた偉大な対象に触れた時の感情です。
例えば、
- 宇宙の広大さ
- 自然の美しさ
- 時代を越えるアート
- 歴史的な建造物や遺跡など
どれも言葉では表せない”凄み”があり、心が動いた経験はあるのではないでしょうか。
畏敬の念には、”炎症物質を適切なレベルに保つ作用”があり、ポジティブな感情を引き起こし、健康や長寿に大きな影響を持つと言われています。
『畏敬』を感じることは、私たちは”自分の小ささを思い知らされ”、より大きな存在の一部であるような感覚を持ちます。
その感覚が、私たちにポジティブな影響を与えてくれ、目の前のネガティブを払拭してくれるのです。
ネガティブな感情や強いストレスに襲われた時は、
- 綺麗な自然
- 可愛い動物達
- 美しい芸術品
そういうモノに触れ、今の自分の悩みをより大きな存在にかき消してもらうことも一つの方法です。
何も考えず、”ただ美しいモノに触れる”を試してみて下さい。
◉まとめ
今回は、【ネガティブ感情】に押し潰されそうな時の対処法3選!!〜即効性あり〜というテーマでまとめさせて頂きました。
①ストレスサーモメーター
(感情の数値化)
→感情という曖昧なものを数値化
②エクスプレッシブ・ライティング
(思考の棚卸し)
→感情を整理して見える化
③畏敬の念(偉大な対象への気持ち)
→より大きな存在や力を知る
私たちは、自分の感情をしっかり見て知っているようで、基本的には”わからないもの”に怯えていることが多いです。
そんな時に上記の方法で、知ったり、見たり、より大きなものに触れたりすることで、”わからないもの”が形を変えて対応出来るもの変化してくれます。
私が試した感じでは、手軽で、即効性もあるのでオススメです。
今回、これらの方法を知るキッカケになった書籍を紹介させて頂きます。
ストレス対策等は、『質より量』であるそうで、多くの解決策を知っていた方が、安心する気持ちは理解出来るのではないでしょうか。
そんなストレス対策が100種類紹介されています。
是非、よりネガティブ対策を行いたい方は手に取ってみて下さい。
今日が明日へのスタートライン
です!
コメント