この記事は、
【失敗を恐れず行動する方法】
についてまとめています。
- なぜ、”失敗”が怖いのか?
- 「一歩を踏み出す方法」解説
失敗が怖くて行動出来ない方は、特に日本人には多いと思います。
その為、「行動を起こす前に不安が先行してしまい、行動に踏み出せない」という悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか?
失敗したら、どうしよう。
私自身も失敗が怖くて行動が出来ない人間でした。
波風を立てずに過ごしていた方が平和だと思っていたのです。
しかし、行動しないことで、逆に”失敗に繋がる”こともあります。
- チャンスを逃す
- 改善の機会を失う
- 時間を失う
私は、20代に失敗から逃げて続けた為に多くのものを失いました。しかし、行動によって道が開かれる経験をしたことで、そんな20代も意味があったと感じています。
その経験も踏まえ、【失敗が怖くて行動できない】一歩を踏み出し”人生を好転する”方法!!についてまとめさせて頂きました。
以前の私のように、失敗を恐れて行動出来ない方の参考になれば幸いです。
- 失敗が怖くて行動出来ない方
- ”やらない言い訳”を考えてしまう方
- 他人の目を気にしてしまう方
◉なぜ、”失敗”が怖いのか?
人間は、『損失回避バイアス』が大きいということが研究によって明らかになっています。
『損失回避バイアス』とは
・報酬よりも損失の方が大きく評価する心理的傾向のこと。
※「利得の喜び」より「損失の悲しみ」は2倍以上とされている。
「挑戦することで手に入る成功」よりも、「失敗で生じる損失」を多く見積もってしまい行動を妨げているわけです。
- 他人の評価が気になる
(恥を感じる、無能と思われるなど) - 失敗による損失が気になる
(お金、信頼、時間など) - 自分への自信が失われる
(自信喪失、自己嫌悪など)
その為、『失敗するくらいなら何もしない方がマシだ!』という結論になってしまいます。
一つ一つの損失に対して正しく恐れ、理解することが大切です。
”怖さ”の原因を理解しよう!
◉損失①「他人の評価が気になる」対策
人間は1人では生きていけません。
その為、他者の存在に敏感になるのは自然なことです。
しかし、相手は私達が思っているほど、私達自身に興味を持っていません。
一過性のことで、時間と共に失敗したことも風化していきます。
私自身、離婚を経験した際に、周りからいろいろな憶測の噂が流れました。
しかし、1ヶ月も経たないくらいでその噂も消え、今となっては噂自体も忘れ去られています。
人の噂も七十五日
とは言え、やはり他者の目が気になるのは正直なところだと思います。
そんな時は、『同じ志を持ったコミュニティ』に参加してみましょう。
同じ目標や挑戦をする仲間なら、失敗をネガティブなイメージではなく、成長の糧として支えてくれるはずです。
仲間が勇気をくれる!
でも、強くなりたい・・・
そんな方には、『嫌われる勇気』をオススメします。
『嫌われる勇気』は、心理学者のアルフレッド・アドラーの思想「アドラー心理学」を「哲人」と「青年」の対話形式で解説した書籍です。
書籍の中で『課題の分離』という考え方があります。
自分の課題と他人の課題を分けて考えるというものです。例えるなら、
『失敗によって相手が私をどう思うかは相手の課題であって、私にはどうすることも出来ない』
ここで相手の顔色を窺ったりすることは、相手の人生を生きることになり、自分の人生を生きれなくなる”相手に支配された人生”です。
自分の人生を生きることは、他人に嫌われる覚悟を必要とします。
それ故の「嫌われる勇気」なのです。
是非、手にとってご覧下さい。失敗に対する他者の評価がだいぶ軽減されると思います。
「他者の評価が気になる」
- 『人の噂も七十五日』を思い出す
- 同じ志を持ったコミュニティに参加する
- 嫌われる勇気を読む
◉損失②「失敗による損失が気になる」対策
損失を気にする時は、『スモールスタート』を意識しましょう!
小さくコンパクトにして、リスクを抑えてから始めることでダメージを最小に抑えられます。
いきなり大きなリスクを取ろうとすると、損失の恐怖で身動きが取れません。
- 大金を使う
- 退職してフルコミット
行動しなければ成果は出ませんが、リスクを上げ過ぎて行動出来なければ意味がありません。
自転車の練習を思い出してみて下さい。
最初は補助輪を付けて練習し、徐々に補助輪を外していったと思います。
行動も同じように、失敗してもダメージが少なく、行動を修正出来るようにしていきましょう。
- 少額から始める
- 副業から始める
最初は行動することが最優先です。
その他の損失への恐怖には、『リスクを抑えて始める方法はないか?』と問いかけてみて下さい。
リスクを抑えられるかな?
「失敗による損失が気になる」
- スモールスタートを心掛ける
- リスクを抑える方法を考える
(行動が優先)
◉損失③「自分への自信が失われる」対策
「成功には失敗がつきもの」です。
- 途中で挫折した
- 習慣が続かない
- 成果が出ない
その原因や責任は、自分だけのものではありません。
状況・やり方・タイミングなど様々な要因が絡み合うことで失敗することもあります。
問題なのは、”失敗を失敗で終わらせた時”です。
『成功の反対は失敗ではない。
何もしないことだ!』
何もしないことは、何も生み出しません。
「失敗から何も学ばずに辞めてしまう」または「失敗して傷付きたくないから何もしない」ことは、成功への可能性を捨てることになります。
それでも失敗は、自分自身にダメージを与え、自信を失い、次の行動を妨げてしまいます。
そんな時のオススメ対策は、「過去の偉人たちの失敗を知る」ことです。
世界を変えた偉人たちも多くの”失敗”と”苦労”から『成功』を手に入れています。
「完璧な人などいない」と思えれば、心が楽になり一歩を踏み出す勇気が湧いてきます。
みんな失敗を経験している!
また、『セルフコンパッション』というテクニックもオススメです。
「セルフコンパッション」とは、”自分への思いやり”を実践する方法
例えば、大切な友人が仕事で失敗して落ち込んでいたとします。
あなたならどうしますか?
罵声を浴びせたり、皮肉を言ったりはしないはずです。
人間だし失敗はするよ!
次から頑張ろうよ!
など、優しい言葉をかけると思います。それを自分自身にしてあげるイメージです。
私たちは、自分には厳しく接してしまいます。
その気持ちが失敗への恐怖を増幅させてしまうのではないでしょうか。
「偉人の失敗」と「セルフコンパッション」を知り、一歩を踏み出す勇気を手に入れましょう。
「自分への自信が失われる」
- 過去の偉人たちの失敗を知る
- セルフコンパッションを学ぶ
◉まとめ
今回は、【失敗が怖くて行動できない】一歩を踏み出し”人生を好転する”方法!!というテーマでまとめました。
①失敗を肯定出来る環境に身を置く
(同好会、オンラインサロンなど)
②損失を小さくする工夫
(スモールスタート)
③自分に優しくなる
(偉人の失敗、セルフコンパッション)
私達が恐怖を感じているものは、「失いたくない!」という人間の心理的な部分です。
しかし、人生を好転させる為には”失敗を乗り越える”必要があります。
考え方、捉え方次第では、”失敗”は失敗ではなくなり、一歩を踏み出す勇気になるのではないでしょうか。
いきなり大きな変化は訪れませんが、小さな行動が大きな変化へ導いてくれるはずです。
失敗を怖がり過ぎず、適度に恐怖し、ゲームを進めて行くようにご自身がレベルアップしていけることを願っております。
今日が明日へのスタートライン
です!
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