この記事は、
習慣を成功させる
”3つのルール”
についてまとめています。
◉習慣化の”3つのルール”紹介
- 小さく始める(簡単にする)
- ”週に4回”の境界線とは?
- 『If thanプランニング』で”最強習慣”!
人生における約50%は日々の習慣によって形成させているそうです。
そして、私たちの脳はエネルギーを温存するため、習慣化したことを無意識的に行います。
例えば、初心者の頃は、車を運転する時に一つ一つ慎重に丁寧に操作していたはずです。
しかし、だんだんと慣れてきて、あまり頭で考えなくても感覚的に体が動いているのではないでしょうか。
つまり、体が勝手に動くようになるわけです。
『習慣』とは、無意識のうちに”いつもと同じ行動をする”と、言えるかもしれません。
「良い習慣なら人生が豊かに!」
「悪い習慣なら人生は不自由に。」
習慣に落とし込む事で、良い事も悪い事も体が勝手に行動してしまいます。
つまり、習慣についてしっかりと学べば、人生を好転出来るというわけです。
そんな人生を変える習慣のテクニックを、私自身ダメダメだった自分の生活を改善した経験と書籍等で紹介されている方法を交えてまとめていきます。
習慣が身につかない
変わりたいけど変われない
そんな方の一歩を踏み出すキッカケになれれば幸いです。
- 習慣が続かない方
- 変わりたいと強く思う方
- 悪い習慣を断ちたい方
◉なぜ、習慣化は大変なのか!
私たちは、何かを始めようとする時に、大抵の場合”大きな行動目標”を設定してしまいます。
- 毎日、ジムに行く
- 1週間で本を1冊読む
- 間食を一切やめる
「毎日〇〇する」「〇〇を禁止する」など、〇〇の部分にいきなり大きな課題を入れがちです。
よく考えてみて下さい。
- フルマラソンの参加を半年後に控えているとして、明日から練習でいきなり40Kmを走ったりしますか?
いきなりは無理!
そんなことはしません。今までにあまり走ってこなかった人なら尚更です。
まずは軽いジョギングから走ることに慣れ、徐々に距離とスピードを上げ、体力を付け、フルマラソンを完走出来る体を作っていくはずです。
しかし、習慣を始めようとすると、途端に無茶なことをやり始めてしまいます。
最初のうちは、モチベーションも高いので、気持ちだけでやり通せるでしょう。
しかし、その気持ちもだんだんと落ちていき、辛さだけが残ってしまいます。
最初はやる気があったけど・・・
人間の脳は、変化が嫌いです。
まだ人間が狩りをして生活していた時代では、変化は命の危険に直結していました。
- 知らない場所はいつ敵が襲ってくるかわからない。
- 食べたことがない食べ物は毒があるかもしれない。
- 見たことのない生物は危険かどうかもわからない。
その為、変化しない(現状維持)戦略は生存には有利だったわけです。
”変化によって得られるリターンよりも、変化によって失うリスクを過剰に反応してしまう傾向”(『現状維持バイアス』)を私たち人間は、大なり小なり持っています。
このことから、私たちが習慣化を成功させるためには、脳に変化を受け入れてもらい、変化したこと自体が”通常”になる必要があるわけです。
ここからは、脳に変化を受け入れてもらう方法を3つご紹介します。
◉小さく始める(簡単にする)
先述したように、習慣を身に付けるためには「脳に変化を受け入れてもらい、”通常”に落とし込む」必要があります。
その為、いきなりハードな変化は失敗の原因になってしまうわけです。
まずは、身に付けたい習慣を小さく分解して、
- 『これならどんな状況でも出来る』
それ位までに落とし込むことで、生活の一部にする事が出来、脳に”通常の行動”だと理解してもらえます。
- 運動習慣→毎日1回のスクワット
- 読書習慣→毎日1行読む
これなら毎日出来る!
まずは今の生活に新たな習慣を埋め込みます。大きな変化は習慣が生活の中に入り込んでからです。
個人差はあるものの、およそ1〜2か月で習慣が生活に溶け込むといわれています。
習慣にしたいことを小さく、簡単にして、1〜2か月続けてみましょう。
歯磨きなどと同じで、”やらない事が気持ち悪くなる”様になっていきます。
◉”週に4回”境界線とは?
私たちは、『週に4回以上の行動』で習慣化がしやすくなるということが研究が明らかになっています。
逆に”週に4回以下の行動”では習慣化の成功率が下がったということです。
週4以上やらないと!
先述したように、脳が変化に対応するには1〜2か月かかることを踏まえると、『週4日以上の行動を約2か月続ける』ことが大切になってきます。
そのために、まずはその期間続けられるよう”小さく始める”必要があるわけです。
小さく始め、習慣が体に身に付くまでの期間を頑張る為の最後のテクニックを次でご紹介します。
◉『If thanプランニング』で”最強習慣”!
『If thanプランニング』とは、
『〇〇したら、△△する』といったルールを決めるテクニックです。
習慣は、”自動化”の要素強く反映します。
今の習慣行動の中に、鎖で繋げるイメージで新しい習慣を結びつけることでより習慣の成功率が高まります。
- 夕飯を食べる前に、腕立て10回する。
- 帰宅したら、読書を10分する。
- 小腹が空いたら、ナッツを食べる。
- ラーメンを食べるなら、ジムで1時間トレーニングする。
いつもの行動に繋げたり、いつもの行動内容を別のものに置き換えたりすることで、変化の負荷を減らしつつ、習慣化を体に染み込ませることが出来ます。
このテクニックは”習慣化の王様”と思えるほど強力です。
私もこの方法が1番効果があったと感じています。
是非、『〇〇したら、△△する』という行動ルールを決め、習慣化を達成してみて下さい。
一つの成功体験が、自己肯定感を上げ、雪だるま式に成長していきます。
◉まとめ
今回は、習慣化を成功させる”3つのルール”とは!!〜人生をイージーモードにする習慣の力〜というテーマでまとめて頂きました。
①小さく始める(簡単にする)
→脳に変化を受け入れてもらい、”通常”に落とし込む
②”週に4回”の境界線とは?
→『週に4回以上の行動』で習慣化がしやすくなる
③『If thanプランニング』で”最強習慣”!
→『〇〇したら、△△する』
人生の大半は、習慣によって出来ています。
良い習慣を身に付けるか、悪い習慣を続けるかで、人生の質は大きく変わってしまいます。
- 今日やれた事は、明日も出来る。
- 今日やれなかった事は、明日もやれない。
今日から、小さくても些細な事でも、始めた人から変わっていきます。
一歩を踏み出してみましょう。
今日が明日へのスタートライン
です!
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