この記事は、
結婚に対する考え方
をまとめています。
- 『結婚』についての”経験談”と”考え”
- 『離婚』についての”経験談”と”考え”
皆さんは、『シンデレラ』の物語を知っていると思います。
辛い人生の中で、素敵な王子様と運命的な出会いをして結ばれる。
まさに「ハッピーエンド」の代表的な物語です。
”シンデレラ”の物語を聞くと、「結婚」が人生最大の幸せで、”ゴール”の様に錯覚してしまいます。
実際、結ばれた後の話はなく、「末長く幸せに暮らしましたとさ」の様な締め括りになっています。
私の考えでは、その後の生活の方が、人生においては”重要”だと思っています。
私は、結婚・離婚を経験しています。(1回ですが)
なので、多少は、それらの”素晴らしさ”、”苦しさ”を理解していると思っています。
私自身は、それらに「肯定も否定もしない」スタンスです。
当人同士が決めれば良い事だと考えています。
しかし、情報・知識を知っているのと、知らない(イメージか先入観)では、『決断の覚悟』も変わってくるのではないでしょうか。
これから、人生の大きな決断をしようとされている方々の、多少なりの参考になって頂ければ幸いです。
私個人的な意見ですが、一つのエビデンスとして見て頂きたいと思います。
- 結婚を考えている方
- 離婚を考えている方
- 結婚/離婚について他人の考え方を知りたい方
◉結婚について
日本は、『結婚』に対して、”当たり前”感が強いと思います。
結婚していないと、
あの人は、性格的に問題があるから、結婚出来ないんだ。
など、結婚の有無にその人の人柄すら、反映されてしまいます。
今でこそ、その様なイメージは減り、若者の「結婚離れ」が増えて来ていますが、やはり根っこの部分はヒシヒシと感じます。
確かに少子高齢化の問題はありますが、その問題は国が背負う問題です。
結婚を考える時に、
『世間体』
『周りの状況(友達の結婚)』
周りが皆、結婚している・・・
で、結婚を急いだり、焦ったりしては、結婚後が大変です。
「結婚さえすれば、大丈夫」というメンタリティは、”燃え尽き症候群”と似ています。
先にも書かせて頂いた様に、『結婚は、ゴールではなく、”2人の人生のスタート”』です。
例えば、登山とは、”頂上に到達してゴール”なのでしょうか?
私は、下山も含めて、”登山のゴール”だと思います。
頂上で力尽きたら、どうやって戻って帰るのでしょうか。
下山は、「登山を達成するスタートラインに立つ」と思います。
そして、忘れてはいけないのですが、結婚するまでより、結婚生活の方が圧倒的に長いのです。
この人と一生、一緒にいたい!
など、結婚が『手段』の一つならいいのですが、『目的』になってしまうと、現実とのギャップに後悔してしまうかも知れません。
<結婚はゴールではなく、スタート>
私もそうだったのですが、結婚すると少し身だしなみが崩れる様になりました。
結婚して、家族となった事で”安心”が生まれるのでしょうか?
など、私個人的な感想ですが、男性にこれらの傾向が強い気がします。
以前、私が結婚した友人に筋トレを勧めたところ、
俺はもう結婚したから、モテても意味ないから。
なんて事を言われたのが、少し衝撃的でした。
逆に、奥さんや子供の為に
カッコイイ夫(父親)でいよう!
とは思わない様です。
今は、コロナで機会は減っているかも知れませんが、子供の運動会などで、
”情けない格好は見せたくない”と思っていました。
結婚において”安心”や”癒し”は重要です。
しかし、その”安心”や”癒し”を守る為にも、それなりの”努力”は必要だと感じています。
◉離婚について
離婚は、”結婚の時よりエネルギーを使う。”と言いますが、まさにその通りで、
私の感覚では、
離婚は、5倍エネルギーを使い、10倍苦しいです。
離婚を”切り出す”、”切り出される”で心構えはもちろん違いますが、離婚までの過程は苦しいものになります。
・親権・養育費について
・住宅のローン返済や権利について
・不貞の場合、慰謝料や関係者との対応について
ただでさえ、”敵”の様に自分に牙を剥く相手と、決めなければならない事が数多くあります。
話はお互いの言い分のぶつかり合いで、上手く進みません。
場合によっては、弁護士を立てたり、裁判をしたり、心身ともに疲弊するのは”火を見るよりも明らか”です。
私の場合は、そこまでには発展しませんでしたが、半年以上は平行線でした。
<減点方式的、結婚生活>
とある本でこんな事が書かれていました。
- 加点方式で、あまり知らない相手だからこそ、日々の生活に新たな発見があり、好きになっていく。
- 結婚時が満点で、そこから日々の暮らしの中で、嫌な部分が見え始め、減点されていく。
ニュアンスは違うかも知れませんが、なんとなく理解して頂けるかと思います。
どちらが良いと言いたい訳では、ありません。
相手の良いところにしても、悪いところにしても、一緒に暮らせば何かが見えて来ます。
”環境”や”状況”によって、相手が変わっていくことも事実。
男性は、変化に疎い気がします。
例えば、子供を授かっても、「父親としての実感」は意外に薄かったりします。
- 男性は、子供と共に『父』として”成長”していく。
- 女性は、子供を授かった時に『母』になる。
その感覚の違いに想いのズレが生じる事も多いと感じます。
自分のところは大丈夫!
と言って、同じ結末を辿った方を何人か見ています。
人間誰もが、『自分は大丈だ!』と根拠のない自信を持っています。
私も、自分が離婚するなんて、夢にも思っていなかったです。
過信せずに、情報を自分に活かす工夫が大事になります。
つまりは、先にもお伝えした様に、結婚しても継続する為の”努力”が必要なのです。
<離婚の覚悟>
離婚して、過去も全てリセット。
明日から新しい人生が待っている。
そういう訳にもいきません。
- 子供は、ずっと自分の子供です。
- 離婚した事実も変わりません。
他にも何かにおいて背負う事があります。
私自身、離婚した事で、陰で有る事無い事、噂にされていました。
何にせよ、注目の的にはなりやすいです。(一時的な噂で、すぐになくなりましたが。)
それなりの覚悟が必要です。
私は、子供に対しては、しっかりと責任を果たしていくと決めています。
仮に新たな恋人が出来たとしても、子供の事や離婚の事はしっかりと伝え、それが理由で1人になっても仕方がないと思っています。
誰に何を言われたとしても、私の中で、譲れないことは「子供」なのです。
◉まとめ
今回は、【結婚を”する?”、”しない?”】後悔しない為に、知っていきたい現実とは・・・。〜バツイチ男の経験談〜
というテーマで私なりの考えをまとめさせて頂きました。
①『結婚』は、”ゴール”ではなく”2人の人生のスタート”
②『離婚』は、”エネルギー”と”覚悟”がいる。
ネガティブ要素が多かったと思いますが、メリットは一般的に表に出やすいので、あえてダークサイドをご紹介させて頂きました。
もちろん、最初にお伝えした通り、私自身「肯定も否定もしない中立」です。
最終的には、私の意見や世間での情報、知人の考えなど、多くの情報を元に”自分で決断”しなければなりません。
『自分の人生は、自分で責任を持って選択していく!』
私の”座右の銘”の一つです。
少し厳しい意見ですが、今回の情報で心が揺らぐ様なら、そこまでの覚悟だと思います。
おそらく、人生においては、たくさんの幸せと同じくらい苦しい事が待ち構えていると思います。
私自身、今までにたくさんの”失敗”と”間違い”をして来ました。
”何かのせい”、”誰かのせい”にした事もあります。
そして、これからも、自分の選択に後悔する事もあるでしょう。
しかし、今は、それを”何かのせい”、”誰かのせい”にするつもりはありません。
『決断したのは、自分自身だ』と気が付いたからです。
大きい決断になればなる程、”迷い”や”不安”が生まれます。
その為にも、色々な情報に触れ、自分自身が納得のいく”選択”を出来たら良いと思います。
私の経験が少しでも、お役に立てれたら、嬉しく思います。
また、私が勉強になった本も紹介させて頂きます。
パートナーと何だかうまくいかない。
そう思った時には、是非読んで頂けると解決の糸口になると思います。
今日が明日へのスタートライン
です!
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