【ベタ飼育の注意点】初心者でも安心!癒しの”ベタライフ”を送る為に必要なこと!

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茶太助

この記事は、
【ベタ飼育の注意点】
についてまとめています。

記事の内容
  1. ”飼育容器”の注意点
  2. ”温度管理”の注意点
  3. ”餌”の注意点
  4. ”水換え”の注意点
  5. ”体調不良”時の対応
ベタ「ハーフムーン」

『ベタ』は、東南アジア原産の熱帯魚で、その美しさから、観賞魚として大変人気があります。

飼育が簡単で、初心者でも飼いやすい熱帯魚としても有名です。

しかし、どんなに簡単でも”注意するポイント”はあります。



今回は、私がベタ飼育で失敗した経験をもとに、ベタ飼育で注意したいポイントを5つにまとめました。

これからベタの飼育を検討している方、飼育初心者の方の参考になれば幸いです。

こんな方にオススメ!
  • ベタ飼育を検討中の方
  • ベタ飼育、初心者の方
  • 現在の飼育方法に不安がある方

また関連記事もご覧頂けると、より分かりやすいと思います。

目次

◉飼育容器の注意点

ベタは、「ラビリンス器官」と呼ばれる呼吸器官のおかげで、空気中から直接酸素を取り入れること出来ます。

その為、コップやガラスボトルなどの小さい容器での飼育が可能です。


しかし、ベタ飼育で一番多い事故が「ベタの飛び出し」です。

『ベタが飛び出す理由』

  • ”光”や”音”に驚いた
  • 興奮した
  • 餌に反応した
  • 飼育環境が悪い

ベタは熱帯魚の中でも、ジャンプする頻度が高い魚です。

その為、ベタの”飛び出し防止対策”が必要となります。

  • 飼育容器に「蓋」をする
  • ネット」などで隙間を無くす
  • 水面を下げる
  • 水草を浮かべる

蓋付の水槽を購入するのが一番です。

しかし、付属の蓋も、エアーチューブやフィルター設置用に隙間がある場合も多いため、園芸用ネット等で隙間を塞ぐ工夫が必要です。

下記に紹介する水槽は、フィットガラス製法で蓋もぴったりフィットでオススメです。

経験談

筆者の経験談ですが、朝いつもの様にベタの水槽を眺めにいったところ、そこにベタの姿はなく、少し離れた床の上に干からびた状態でいました。

初めて飼育したベタだけに、悲しさと申し訳なさで、かなりショックだったのを覚えています。

茶太助

この隙間から飛び出るなんて・・・


しっかりと準備して、楽しいベタライフをお送り下さい。

筆者も失敗を活かして、新たなベタを迎えております。

◉温度管理の注意点

ベタの飼育適温は「24℃〜28℃」と言われています。

逆にベタが耐えられる最低水温は「15℃」程度です。


夏場は、エアコンの効いた部屋か日陰に水槽を設置して、水温上昇を抑えましょう。

エアコンを付けっぱなしに出来ないよ。

日陰に置いても水温上がるよ。

まさにその通りです。そこで水温上昇による魚への影響を理解しましょう。

水温上昇により、水槽内の酸素量が減少する。

これにより、魚が必要とする酸素が不足し、危険な状態になります。

また、酸素不足がバクテリアにも影響を与え、ろ過バランスを崩し、飼育環境が悪化してしまいます。


水温計をセットし、こまめな水温チェックを行いましょう。

また、エアーポンプを使用し、不足してしまう酸素を供給することも大切です。


エアコンの効いた部屋に水槽を置けない、日陰でも水温上昇が心配な方は、冷却ファンを検討してみて下さい。

冷却ファンは、気化熱を利用して水温を約3〜4℃下げることが出来ます。

しかし、水槽の水が蒸発する為、こまめな”足し水”が必要です。

『夏場の対策』

  • こまめな「水温チェック」
  • エアーポンプで不足酸素を補う
  • 冷却ファンを使用する

冬場は、水槽用ヒーターをセットし、水温低下を抑えましょう。

水温が低くなり過ぎると、動きが鈍くなり、餌を食べずに衰弱したり、免疫力が下がり病気になるリスクが上がります。

『冬場の対策』

  • こまめな「温度チェック」
  • 水槽用ヒーターの設置

水温を安定させて、ベタにとって快適な環境を作ってあげましょう。

◉餌の注意点

ベタは、丈夫と言われていますが、消化器官が弱いため餌の与え過ぎには注意が必要です。

『食べ過ぎによる主な病気』

  • 「便秘(フン詰まり)」
  • 「脱腸」
  • 「腹水病(お腹に水が溜まる)」

ベタの胃の大きさは、だいたいベタの目の大きさくらいで、消化器官も弱いため、一度に大量の餌を与えないようにしましょう。

基本的に餌の頻度は「1日2回程度」で、週に1回は絶食日をつくり、胃を休ませてあげます。

ベタの状態を観察して、餌の量や回数を調整してあげましょう。

筆者は、1日1回の餌やりにしています。

1回の餌でお腹も膨れ、その状態で2回目の餌は負担が大きいと判断しているからです。

ベタも個体差がありますので、その子にベストな餌やりを探してみて下さい。

それもベタ飼育の楽しみだと感じます。



筆者が使用しているベタの餌をご紹介させて頂きます。

以前飼育していた偏食のベタも食いつきが良く、「ベタが餌を食べない」悩みの方にもオススメです。

◉水換えの注意点

水換えは、最低でも「1〜2週間に1回」行い、「水槽内の3分の1程度」の水換えをします。

理由は、多量の水を一気に換えると、水質の急激な変化に魚がついていけず、突然死してしまう恐れがあるからです。


コップなどの小さな容器で飼育する際は、水質の悪化が早いので、3日に1回などのこまめに水換えが必要な場合もあります。

この時も、一気に水を変えるのではなく、少量づつ交換しましょう。

茶太助

水換えって”全部換える”と思ってた・・・


水質の悪化は、生体にダメージを与えます。水換えを”やり過ぎ”ても、”やらな過ぎ”ても良くありません。

フィルターなどで頻度を下げつつ、定期的な水換えを行いましょう。

また、水道水に含まれるカルキは、魚にダメージを与えてしまうので、「カルキ抜き」を忘れず行いましょう。

茶太助

『定期的な水換え』を心掛けよう!

◉体調不良の時の対処法

茶太助

元気がないな・・・

ベタが、いつもより元気がなかったり、病気の症状が出始めたら、『塩水浴』(病気の場合は『薬浴』)を行いましょう。

塩水浴は、0.5%の濃度にした塩水で魚を泳がせ、療養させることです。

淡水魚は、体液の方が塩分が濃いため、「浸透圧調整」により過度に水分が入ってくることを防いでいます。

ここで、飼育水と体液の塩分の差を少なくすることで、浸透圧調整に必要な体力を回復に使うことが出来、体調不良の回復に繋がります。

茶太助

余計な体力を使わないんだね!

塩水浴の一番の効果は、「回復力を高めること」です。

  • 元気がない
  • 餌を食べない
  • 水槽の底にずっといる
  • フレアリングしない
  • 便秘気味
    (お腹が大きく、フンが見当たらない)

上記の症状があった場合、「塩水浴」を検討してみましょう。

経験談

筆者の経験では、「フレアリングをしない」「便秘気味」の際に、塩水浴を行いました。

実際に効果があり、塩水浴中に「便秘解消」、塩水浴終了後には「フレアリング」をしっかりしてくれました。

塩水浴では、隔離用の水槽(容器)を準備します。

(理由:水草がある場合は、塩分で枯れてしまう/飼育水槽の塩抜きが大変)

STEP
隔離水槽を準備

飼育容器に塩を入れると「塩抜き」が大変で、水草は枯れてしまう。

別容器を準備するのが基本です。

STEP
0.5%濃度の塩水を作る

飼育水1Lあたり5gの塩を入れる。

容器に合わせて塩の量を合わせる。(2L→10gなど。)

*塩の入れ過ぎは✖️。筆者の場合、最初の塩水浴の時に0.1%で試して濃度を上げていきました。

STEP
水換え

塩水浴中は、水質が悪化しやすいため、1日おきに50%〜全換水するようにします。

同じ濃度の塩水をゆっくり加えていきます。

餌は控えた方が良いですが、状態をみて少量与えましょう。

STEP
塩を抜く

塩水浴を1〜2週間が目安です。体調を確認しながら行います。

3日間の50%換水(塩を入れない)を行い、塩の濃度を薄くしていきます。

その後、通常の飼育水槽へ戻します。3日間の換水の際は、飼育水槽の飼育水を使うと「水合わせ」になり効率的です。

塩水浴は、あくまで体力回復(自己治癒力向上)が目的ですので、全てが解決するわけではありませんが、対策として知っておいて損はありません。

トラブルにも対応出来るように知識を増やし、楽しい「ベタライフ」を送りましょう。

◉【ベタ飼育注意点】まとめ

今回は、【ベタ飼育の注意点】初心者でも安心!癒しの”ベタライフ”を送る為に必要なこと!についてまとめました。

PICK UP

①飼育容器は、蓋をして「飛び出し防止」

②温度管理は、夏場と冬場で対策を変える

③餌は、「与え過ぎ」注意

④水換えは、定期的に行う

⑤「塩水浴」での治療法を知る

ベタは、『キレイ』『人懐っこい』ので、疲れた私たちの心を癒してくれます。

実際に飼育して、負荷を感じたことはありませんし、とても可愛いです。


しかし、ベタも『生き物』です。

責任を持って、楽しい「ベタライフ」をお送り下さい!

私の経験が、みなさまのお役に立てれば幸いです。

茶太助

今日が明日へのスタートライン
です!

茶太助
「筋トレ」「バイク」「アクアリウム」が趣味の30代男性。

『自分を変えたい!』と強く思い、学び、行動し、失敗し、成長してきた過程をブログで発信しています。

私の様に”過去に苦しんだ”方や”今を変えたい”方の背中を押す事が出来れば幸いです。

『当サイトでも使用しています!』

シンプルなデザインと直感的な操作で使いやすいテーマです。

『SWELL』で快適で楽しい”ブログライフ”をお楽しみ下さい!!

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