【ベタ飼育の注意点】初心者でも安心！癒しの”ベタライフ”を送る為に必要なこと！

しかし、どんなに簡単でも”注意するポイント”はあります。

今回は、私がベタ飼育で失敗した経験をもとに、ベタ飼育で注意したいポイントを５つにまとめました。

これからベタの飼育を検討している方、飼育初心者の方の参考になれば幸いです。

ベタは、「ラビリンス器官」と呼ばれる呼吸器官のおかげで、空気中から直接酸素を取り入れること出来ます。

その為、コップやガラスボトルなどの小さい容器での飼育が可能です。


しかし、ベタ飼育で一番多い事故が「ベタの飛び出し」です。

ベタは熱帯魚の中でも、ジャンプする頻度が高い魚です。

その為、ベタの”飛び出し防止対策”が必要となります。

蓋付の水槽を購入するのが一番です。

しかし、付属の蓋も、エアーチューブやフィルター設置用に隙間がある場合も多いため、園芸用ネット等で隙間を塞ぐ工夫が必要です。

下記に紹介する水槽は、フィットガラス製法で蓋もぴったりフィットでオススメです。

初めて飼育したベタだけに、悲しさと申し訳なさで、かなりショックだったのを覚えています。

しっかりと準備して、楽しいベタライフをお送り下さい。

筆者も失敗を活かして、新たなベタを迎えております。

ベタの飼育適温は「24℃〜28℃」と言われています。

逆にベタが耐えられる最低水温は「15℃」程度です。

これにより、魚が必要とする酸素が不足し、危険な状態になります。

また、酸素不足がバクテリアにも影響を与え、ろ過バランスを崩し、飼育環境が悪化してしまいます。

水温計をセットし、こまめな水温チェックを行いましょう。

また、エアーポンプを使用し、不足してしまう酸素を供給することも大切です。

エアコンの効いた部屋に水槽を置けない、日陰でも水温上昇が心配な方は、冷却ファンを検討してみて下さい。

冷却ファンは、気化熱を利用して水温を約3〜4℃下げることが出来ます。

しかし、水槽の水が蒸発する為、こまめな”足し水”が必要です。

冬場は、水槽用ヒーターをセットし、水温低下を抑えましょう。

水温が低くなり過ぎると、動きが鈍くなり、餌を食べずに衰弱したり、免疫力が下がり病気になるリスクが上がります。

基本的に餌の頻度は「1日2回程度」で、週に1回は絶食日をつくり、胃を休ませてあげます。

ベタの状態を観察して、餌の量や回数を調整してあげましょう。

ベタも個体差がありますので、その子にベストな餌やりを探してみて下さい。

それもベタ飼育の楽しみだと感じます。

筆者が使用しているベタの餌をご紹介させて頂きます。

以前飼育していた偏食のベタも食いつきが良く、「ベタが餌を食べない」悩みの方にもオススメです。

水換えは、最低でも「1〜2週間に1回」行い、「水槽内の3分の1程度」の水換えをします。

理由は、多量の水を一気に換えると、水質の急激な変化に魚がついていけず、突然死してしまう恐れがあるからです。

コップなどの小さな容器で飼育する際は、水質の悪化が早いので、3日に1回などのこまめに水換えが必要な場合もあります。

この時も、一気に水を変えるのではなく、少量づつ交換しましょう。

淡水魚は、体液の方が塩分が濃いため、「浸透圧調整」により過度に水分が入ってくることを防いでいます。

ここで、飼育水と体液の塩分の差を少なくすることで、浸透圧調整に必要な体力を回復に使うことが出来、体調不良の回復に繋がります。

塩水浴では、隔離用の水槽（容器）を準備します。

（理由：水草がある場合は、塩分で枯れてしまう/飼育水槽の塩抜きが大変）

塩水浴は、あくまで体力回復（自己治癒力向上）が目的ですので、全てが解決するわけではありませんが、対策として知っておいて損はありません。

トラブルにも対応出来るように知識を増やし、楽しい「ベタライフ」を送りましょう。

ベタは、『キレイ』で『人懐っこい』ので、疲れた私たちの心を癒してくれます。

実際に飼育して、負荷を感じたことはありませんし、とても可愛いです。

しかし、ベタも『生き物』です。

責任を持って、楽しい「ベタライフ」をお送り下さい！

私の経験が、みなさまのお役に立てれば幸いです。