この記事は、
「辛い時に読むべき
オススメ書籍」
を紹介しています。
- オススメ書籍①
『嫌われる勇気』の紹介 - オススメ書籍②
『反応しない練習』の紹介
『人生、山あり谷あり』
良いこともあれば、辛いこともあります。
私たちは、良い事より悪い事に意識が向いてしまい、なかなか立ち直れずに辛い日々を過ごしてしまう事があります。
そんな時は、自分を責めてしまったり、他人を傷付けてしまったりと、『泣きっ面に蜂』の様に悪い事が重なり、なかなか「負のスパイラル」から抜け出せません。
以前の私が同じ様に踠き、苦しんでいました。
そんな時にある本たちが、心をふっと楽にしてくれ、そこから徐々にではありますが、「負のスパイラル」から抜け出し始めました。
悩んでいる時は、自分の固定概念に囚われ、狭い視野で物事を判断しがちです。
その状態は、”不自由”な状態”です。
”本を読む”事は、そんな時に新たな視野を広げてくれます。
本を読んだだけで、人生が良くなる訳ではありませんが、本を読んで感じた事を行動に起こした時に、人生は変化し、”不自由”から”自由”へ好転していきます。
今回は、【辛い時に、読むべき”心を軽くする”オススメ書籍!!】というテーマでまとめていきたいと思います。
- 人間関係に悩みがある方
- 他人の目が気になる方
- 感情のアップダウンが激しい方
- ”自由”になりたい方
人間関係、感情コントロール、不安や悩み、それらを解決に導くヒントが数多く記されています。
是非、参考にして下さい。
◉嫌われる勇気
『嫌われる勇気』は、
心理学の3大巨頭の『アルフレッド・アドラー』の思想を、
青年と哲学者(哲人)の対話による物語形式でまとめられています!
『嫌われる勇気』というタイトルは一度は聞いた事があるかもしれません。
非常に読みやすく、分かり易さも人気の秘訣だと感じました。
人に嫌われても好き勝手生きるってこと?
そもそも、嫌われたくない!
そう感じる方は、多いと思います。私も同じ考えでした。
しかし、それは自分自身の固定概念かもしれません。
ここで一つ私が衝撃的だった内容をご紹介します。
アドラー心理学の中には『課題の分離』という考えがあります。
これは、
”自分の課題と相手の課題を分けて考える”
というものです。
- 相手に自分の好きな事を勧める
→相手が勧めた事をするかは相手が決める。 - 相手から何かを勧められる
→それをするかは自分が決める。
私たちは、「承認欲求」だったり、「好かれたい」「嫌われたくない」という思いから、他人を気にして、他人の欲求を満たそうとします。
この状態を、『他人の人生を生きる』と表現されていました。
私たちは、自分の人生は自分のものです。
他人の人生を生きていたら、自分の人生は誰も生きてくれません。
そして、全ての人に好かれることは出来ない事実がある以上、『他人の人生を生きる』ことはとても苦しい生き方です。どうしても矛盾が生まれるからです。
- ①Aさんと仲良くなる
- ②Bさんと仲良くなる
- ③AさんとBさんが仲が悪い
”AさんからはBさんと”、”BさんからはAさんと”距離を置くように言われる
- ④互いに『いい顔』をする
その時は、「了承」する
- ⑤両方から『不信感』を抱かれる
どちらにも『いい顔』をした為、出来ない事にも「YES」をする
つまり、私たちは、自分の人生を生きる時にどうしても他人とぶつかってしまいます。
その時、嫌われる覚悟を持って、自分が思う人生を生きることが『嫌われる勇気』です。
傍若無人に振る舞うとか、他人に迷惑をかけても好き勝手生きるとか、そういう訳ではありません。
僕は2人とも友達だから、自分の意思で付き合うよ!
そう伝え、
じゃあ、君とは友達ではない!
と言われるか、
3人で会わないなら、別にいいけど。
となるかは、相手次第という事です。
私は、この『課題の分離』を知り、少しずつ意識を変える事で、辛く”不自由”な生き方から変化していった実感があります。
これだけ聞くと、いろいろな疑問が残ると思いますが、この本はそのような疑問を、青年が代弁して哲学者(哲人)に問いかけてくれています。
- トラウマを否定する
- 全ての悩みは対人関係
- 「世界の中心」はどこにあるのか
- 『今、ここ』を生きる
目から鱗な内容ばかりです。
気になった方は、是非一度手にとってご覧下さい。
◉反応しない練習
- 全ての悩みは”たった一つ”に事から始まっている
- 「心の反応」によって、悩みが生まれている
そう説いているのが、古代インドの賢者”目醒めた人”『ブッタ』です。
『反応しない練習』は、
ブッタの教えを”原始仏教”に学び、宗教的な内容とは全く異なる
『合理的』『実用的』な現代にも使える考え方が溢れている本です。
冒頭に、悩みのメカニズムを教えてくれます。
”悩み”は、「心が反応する(嫌だな、辛いな、腹が立つなど)」事で、作り出されます。
じゃあ、どうすれば?
この本では、『”無駄”な反応をしない』事で、人生を楽に生きる方法を教えてくれます。
- 心の反応を見る
→自分自身を理解する - 合理的に考える
→『”無駄”な反応をしない』具体的な解決法を考える
どんな日常にあっても、悪戯に”反応しない”、悩みを”正しく考えて”理解する、そんな毎日を過ごせる様になれれば、今までが嘘の様に楽に生きれます。
- 余計な事を判断しない、どんな時も自分を否定しない
- マイナス感情で苦しまない
- 他人の視線を気にせず、自分らしく生きる
- 優劣に拘る性格をやめる
- 納得のいく人生を目指す
上記のテーマをブッタの教えに照らして考え、教えてくれます。
私自身、日々の生活の中で、『無駄に反応していた』と気が付く事が出来、考え方を変える努力をした事で、だいぶ生きやすくなりました。
今も昔も、人の悩みは同じようです。
”なんだか生きにくい”と感じる方は、是非一度手にとってご覧下さい。
◉まとめ
今回は、【一度は読んでおきたい!】辛い時に、読むべき”心を軽くする”オススメ書籍!!
というテーマでまとめさせて頂きました。
①『嫌われる勇気』
→人間関係、自分に自信がない時に!
②『反応しない練習』
→いつも心にモヤモヤを抱えている時に!
「本を読めば、全ての悩みが解決出来る!」とは言いませんが、悩みを解決出来る可能性はかなり上がります。
私達の悩みは、古くから共通おり、先人達が長い時間を掛けて、答えを無数に出してくれています。
100個の解決策の内、1個でも効果があれば、救われることもあります。
私達が出来る事は、自分に合った答えを見つけ出す事ではないでしょうか?
その為の”読書”には価値があります。
活字が苦手な方にも、現代には”聴く読書”というサービスもあり、充実しています。
私は、読むスピードが遅いので、”聴く読書”(Amazonオーディブル)で倍速機能を利用して知識を増やしています。
この機会に、”読書”で『人生を変える知識』を増やしてみてはいかがでしょうか!
その一歩が、人生を変化させ、”不自由”から”自由”へ好転していくかもしれません。
今日が明日へのスタートライン
です!
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