こんにちは!
「茶太助の人生ブログ」にお越し頂き、ありがとうございます。
『茶太助』です。
何かを頑張っている時、何かに挑戦している時、モチベーションを保つ為に、自分自身へ『ご褒美』をあげる事があると思います。
- 仕事を頑張った『ご褒美』
- 勉強を頑張った『ご褒美』
- ダイエットを頑張った『ご褒美』
『ご褒美の為に頑張る!』よくある”モチベーションアップ法”だと思います。
そんな『ご褒美』が、逆にモチベーション低下につながるかも知れません。
以前、読んだ本に”モチベーション(動機付け)”に関する研究が記されていました。
私の経験と考えを踏まえて、ご紹介させて頂きます。
これから何かに挑戦する中で、『ご褒美』に関する考え方が変化し、継続のお役に立てれば幸いです。
参考:『私たちは子どもに何ができるのか-非認知能力を育み、格差に挑む-』英治出版 [著]ポール・タフ
参考ページ:項目15 モチベーション(動機付け)
◉ご褒美の罠
『何かを得る為に頑張る!』
昔から使われている方法ではないでしょうか?
子供の頃、
- テストで良い点だったら、ゲームを買って貰える!
- 宿題を頑張ったら、おやつが貰える!
ご褒美を設ければ、パターンは無数に作る事が出来ます。
実際、この様な経験をされた方は多いと思います。
私自身も『お駄賃』を貰っていた記憶があります!
この『ご褒美』とは、裏を返すと
『ご褒美が貰えないなら、頑張らない』
という感情が潜んでいると思いませんか?
今回のテストで良い点を取ったからゲームを買って貰えた。
でも、次のテストでは何も貰えない。。。
想像しただけで、少しモチベーションが下がる気がします。
この感情が、”ご褒美の問題点”だそうです。
私も親として、子供をご褒美で釣ってしまった経験があります。
実際に、ご褒美がないと分かると、やる気を失くす場面がありました。
反省ポイントです。
『ご褒美の為に何かを頑張る。』
短期的なモチベーションを上げる効果はあっても、長期的な効果は期待出来ません。
むしろ、逆効果に繋がってしまう可能性さえあります。
例として、『筋トレ』で”カッコいい体”を目指しているとします。
今日のトレーニングを頑張ったら、”ラーメン”が食べれる!
こんな事を毎回続けていたら、”カッコいい体”には程遠いです。
むしろ、遠のいてしまいます。
そして、”ラーメン”という『ご褒美』が無くなった後で、『筋トレ』を続けられるでしょうか?
『ご褒美』の魔力によって、挫折してしまったり、成果が出なかったり、『負のループ』に落ちてしまう事も考えられます。
では、どうしたらいいでしょうか?
◉モチベーションの鍵
モチベーションには”3つの要素”が必要だそうです。
自律性 | 自分の意思で取り組む。 | 筋トレの場合、 『身体を変えたい!』『腹筋を割ってモテたい!』など。 |
有能感 | 今の自分の能力より、 少し難易度が高い課題を解決する。 | 筋トレの場合、 『前回より重いウエイトを上げられた』 『毎週ジムに通えた』など。 |
関係性 | 周囲からの 「好感」「価値」「尊重」 | 筋トレの場合、 『筋肉凄いですね!』『そんなに変われたんですか?』 などの言葉。 |
これらの感情が、モチベーションに大きな影響を与えてくれるそうです。
確かに、私の経験上、
これらの要素のおかげで、”筋トレの継続”や”体の変化”に喜びを得られたかも知れません。
例は、私に当てはめてアレンジしていますので、ご自身に当てはめて考えてみて下さい。
『ご褒美の考え方』
私自身は、こうも考えています。
『ご褒美』は必ずしも悪ではない
自分を労る気持ちも、同じくらい大事だと思っています。
『筋トレ』に関しては、私は、週に一度『ご褒美の日』を設けています。
最近、よく耳にする『チートデイ』ですね。
その日は、好きな物を罪悪感なしで食べる日と決めています。
その日があるからこそ、その他の日に「食事に気を配り」「しっかりとした運動」が出来ています。
『ご褒美』は、毎回ではなく、定期的に設定する事で、その効果を発揮すると思っています。
そして、自分自身の目標や目的の為の『ご褒美』はモチベーションに助けになり、行動の為に与えられた『ご褒美』は、”報酬”という形に姿を変え、”報酬”ありきな行動になってしまいます。
『ご褒美』が”報酬”に変わってしまったら、モチベーションの”3つの要素”を思い出してみて下さい!
自分の目標や目的を見つめ直し、適切な『ご褒美』に変化させましょう。
◉まとめ
今回は、『ご褒美』について私なりの考えを紹介させて頂きました。
モチベーションの”3つの要素”「自律性」「有能感」「関係性」を活用して、『ご褒美』に頼らない習慣作りと、『ご褒美』=”報酬”にならない適切な『ご褒美』の設定をして行きましょう。
『制約』を作り、ギチギチに頑張るのは、やはり辛いです。
何にでも、「壁を超える」時が1番嬉しく、モチベーションが上がります。
ゲームでも勉強でも、少し難しい”敵”や少し難しい”問題”を解けた時に”達成感”や”充実感”が得られると思います。
ですが、ずっと続ける事は出来ません。
そんな時の休憩くらいの気持ちで、『ご褒美』を手に入れ、次へモチベーションにすれば良いと思います。
誰でも『今日が明日へのスタートライン』です。
自分に”厳し過ぎず”、”甘え過ぎず”、バランスよく人生を楽しんで行きましょう!
ありがとうございました。
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