この記事は、
『辛い時期の乗り越え方』
をまとめています。
- 『思考の棚卸し』のやり方
- 『呼吸』の可能性
- 『縁』についての考え方
”不安”や”後悔”は、誰しも一度は感じた事がある感情ではないでしょうか?
しかし、その事を考えれば考えるほどに、根強く心に刻まれ、より強い感情に変化し私達を苦しめます。
その感情の正体は『反芻思考』という人の思考パターンです。
自分はなんてダメなんだ・・・
あの時、ああしとけば良かった・・・
忘れたと思った頃にまた思い出し、気分を下げていきます。
自分自身ではコントロールが効かず、ネガティブが繰り返し襲ってきます。
自分の無力さを痛感させられ「自分の首を自分で絞めている」状態です。
今回は、私の経験と書籍等から得た知識から、『反芻思考』撃退法(”不安”・”後悔”を「乗り越える方法」と「考え方」)をまとめていきます。
くよくよ考えてしまう方の一歩を踏み出すキッカケになれれば幸いです。
- 嫌な記憶が繰り返される方
- 執着から振り切れない方
- いつも感情が不安定になる方
- 後悔がいつまでも繰り返される方
◉日記を書く
「エクスプレッシブ・ライティング」という心理療法があります。
これは、自分の悩みやイライラ・ネガティブな感情や思考を包み隠さず書き出す事で、
『思考の棚卸し』が出来、不安感情の低下が期待出来る方法です。
ストレスが多いという事は、脳がマルチタスク状態になり、ネガティブな感情の処理が低下し、より不安感が増してしまいます。
そこで「日記」が有効な手段です。
日記を書く事で
- 自分の思考を客観的に見れる
(なぜ?何?どうして?が明確化) - 過去の自分の悩みを見返せる
(乗り越えられる事の証明) - 誰にも見られる心配がない
(思い切り感情を吐き出せる)
など、文字に起こす事で見えてくるものがあります。
特に、過去に悩んでいたことは、今では笑い話になっていることが多いです。
それを知る事は、今の自分への勇気に繋がります。
また、そんな自分の日記に対して、
友人が同じ悩みを打ち明けてくれたら、
自分はどう伝えるだろう?
と考えてみて下さい。
おそらく、優しい言葉をかけると思います。
しかし、自分自身には罵詈雑言を言いがちです。
自分自身への優しい言葉も日記に書いてみてはいかがでしょう。
『思考を棚卸し』し、『優しい言葉』が、自分の心を救います。
◉深呼吸
『不安』や『怒り』に襲われたら
『深呼吸』を意識する様にしてみましょう。
「呼吸」は、人間のストレスシステムに”直に介入”できる方法です。
不安やイライラに陥ると、心拍数が上がり、緊張し、息が荒くなっていきます。
緊張すると呼吸が乱れる
プレゼンや面接の前などを想像すると理解しやすいと思います。
そんな時は、呼吸を遅くする様に努める事で、心拍数が下がり、緊張がほぐれ、脳の警戒心が解除されます。
また、「呼吸」に意識を向ける事で、反芻思考からの脱却にも繋がります。
『不安』『怒り』『緊張』により、心拍数が上がり、息が荒くなる。
呼吸をコントロールする事で警戒システムをOFF
という、ルールを設定して、対策を打っておきましょう。
手軽で効果が高い方法です。
◉「縁」を考える
”世の中は思い通りにはいきません”。
『山あり谷あり』という言葉通り、”良い時と悪い時”が存在します。
その事に対して、”受け入れる姿勢”も大事です。
そういう「縁」だったんだ!
そう割り切ることも、時には重要です。
そして、次に向けた一歩を踏み出した方が、心も頭も軽くなります。
いつまでも悔やんだり、妬んだり、後悔したり、ずっとモヤモヤを抱えて生きるのは辛いものです。
私も含め、誰もが簡単に割り切ることは出来ないと思います。
そんな時は、『そういう「縁」だった。』と考える様にしてみてはいかがでしょう。
徐々に、モヤモヤから解放される時が来るかもしれません。
◉まとめ
今回は、【辛い時に試して欲しい!】”不安”・”後悔”を「乗り越える方法」と「考え方」
というテーマでまとめさせて頂きました。
①日記を書く・・・自分の感情を理解する。
②深呼吸をする・・・脳の警戒を解除する。
③縁を考える・・・受け入れる姿勢を大切に。
世の中には、数多くのモヤモヤ解消法が存在します。
その中でも私がとても参考になった本を紹介させて頂きます。
100個の科学的にも証明されたメソットが紹介されており、非常に勉強になりました。
ストレス対策は、『質より量』だそうです。
より多くの対策法を知っている事で、その不安が減少するとの事。
ストレス対策を多く持とう!
確かに、いろいろな解決策を知っていれば、大概の事は解決出来そうですね。
その心のゆとりが、私たちの心をストレスから守ってくれます。
今回のブログが、ストレスと向き合うきっかけになれれば幸いです。
今日が明日へのスタートライン
です!
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