この記事は、
『勉強をする理由』
についてまとめています。
- 勉強をする意味
- 勉強をしない”損”とは?
(やらないデメリット) - ”ドリームキラー”の「罠」と「対策」
『勉強』は何でするの?
子供の頃、そう考えた事はありませんか?
親や先生達に質問をすると、大抵は、こう答えるでしょう。
勉強して、
良い成績を取って、
良い学校に行って、
良い会社に入るため。
理解は出来るけど、納得出来ない!!
そんな気持ちになった経験が、私にはあります。
同じように”やらされている感”に疑問を持っている方も多いのではないでしょうか?
今回は、私が『勉強する理由』について経験や学んだ事を交えて、まとめさせて頂きます。
『勉強』は苦痛と思っている方や子供に『勉強』について教える際などの参考にして頂けたら幸いです。
- 『勉強』が苦痛の方
- 子供に『勉強の意味』を教えたい方
- ”損”をしたくない方
◉『勉強をする』意味とは?
『勉強』を国語辞典で調べると下記の内容が解説されています。
①努力をして困難に立ち向かうこと。
②気が進まないことを、仕方なしにすること。
③将来の為に学問や技術を学ぶことこと。
『勉強』は、その行為が目的ではなく、手段(”何か”を成す為のツール)であると解釈出来ます。
私の息子が幼い時にこんな事を言いました。
将来、店員さんになる!
「レジ打ち」や「品出し」、「接客」に魅力を感じてくれたみたいです。
そこで、宿題をしなかったり、勉強を嫌がった時には、
算数は、お金の計算に必要だね!
国語は、お客さんに説明するのに必要だね!
「勉強をする理由」と「子供の夢」を繋げるように伝えています。
やる意味が分からないと、やる気が起きないのは、大人も同じです。
興味や面白さがなければ、やりたくないのは当然ですね。
だからと言って、興味や目的がなければやらなくていいものでもありません。
人生の成功において重要なの能力が「非認知能力」です。
【非認知能力】
・読み書き、計算など数字で測れない能力。(自尊心、自立心、自制心など)
「非認知能力」の中には、下記のような特性があります。
【レジリエンス】
・「回復力」「弾性」を意味し、困難や危機からすぐに立ち直る精神的強さ。
【グリット】
・「やり抜く力」「粘り強さ」など、挫けない・諦めない心理特性。
『勉強』は、これらの「非認知能力」を鍛える為のもの、だと感じます。
勉強は、”わからない”からのスタートです。
そこから諦めず、コツコツと継続し、壁にぶつかっても解決出来る力を養うために、学校で勉強をしているわけです。
勉強は、『社会で生き抜く力』を身につける為にあるのではないでしょうか。
もちろん、”非認知能力”が高い人が”勉強出来る”のかも知れませんが、親が教師が”非認知能力”を育てる為の『勉強』を与えれば、それは人生における『勉強(学ぶ)する理由』になるはずです。
◉考える事をやめた人から”搾取せれる”世の中
世の中は、頭の良い人達が、仕組みを作り、運用しています。
しかも、現代は時代の流れが非常に早いです。
テクノロジーの進歩によって、少し前の常識が非常識にもなろうとしています。
仕組みは複雑になり、全てを理解している人は”一握りの人だけ”なのではないかと思うほどです。
そんな状況で、考える事をやめれば、真っ先に取り残され、ハズレクジを引き続ける事になると思いませんか?
『女王の教室』というドラマで、天海祐希さん演じる”鬼教師”「阿久津真矢」がこんな名言を残しています。
特権階級の人達が、あなた達に何を望んでいるか知ってる?
今のまま、ずーと愚かでいてくれればいいの。
世の中の仕組みや不公平なんかに気が付かず、テレビや漫画でもぼーっと見て、何も考えず、
会社に入ったら、上司の言うことを大人しく聞いて、
戦争が始まったら、真っ先に危険な所に行って、戦ってくれればいいの。
※引用:ドラマ『女王の教室』より
ここまで、深刻ではないかも知れませんが、一理あると思います。
一般的には”税金”が大きく関わってくるのでないでしょうか。
いろいろな”節税対策”があり、自分自身が出来る対策を打たなければ、”損”をし続ける事になります。
私自身も、簿記やFP(ファイナンシャル・プランナー)の勉強をしています。
自身の「資産運用」や「親の老後」の為の”知識にしたい”と考えています。
簿記3級合格!
FP3級勉強中!
- 資格を取得し、自信をつけるも良し!
- 将来の為に勉強するも良し!
学ぶ事で損する事はありません。
『勉強(学ぶ事)』は、自分を守る「盾」にも「鎧」にもなります。
◉足を引っ張る”ドリームキラー”
『勉強(学ぶ)する理由』を理解し、「これから頑張ろう!」としている時に、『ドリームキラー』というあなたの足を引っ張る人が現れます。
そんな事して意味あるの?
夢が叶う人は一握りだから無理だよ!
こんな事を言う人は、1人や2人身近にいるのではないでしょうか?
せっかく、”自分を変えたい!”、”夢を叶えたい!”と決意し、努力している時に、そんな言葉を言われたら、自信も無くしてしまいます。
やっぱり無理なのかな・・・
しかし、ドリームキラーの心理は『周りが変化するのが怖い』に集約されます。
- 遅れを取っているような疎外感
- 変わらない自分への焦り
- 周りが変化するのが怖い
だから、邪魔をして、
今まで通り居て欲しい
変わらないで欲しい
そんな思いから”ドリームキラー”になってしまったのかも知れません。
心配の裏返しで、忠告の意味を込めてネガティブな発言をする方もいるでしょう。
しかし、決めるのは”自分自身”であって、責任を取るのも”自分自身”です。
私たちは、そんな”ドリームキラー”の忠告を精査し、アドバイスとして受け取り、最終的には自分で決定していくマインドが必要になっていきます。
一つの参考として、私が心を動かされた書籍を紹介させて頂きます。
”他人の目”や”評価”を気にしてしまう方にはオススメです。関連ブログと一緒にどうぞ!
◉まとめ
今回は、【勉強をする理由とは?】”勉強しない”は、『損をする』?!〜1歩を踏み出すマインドチェンジ〜というテーマでまとめさせて頂きました。
①『勉強=手段』
〜社会で生き抜く・夢を叶える力〜
②勉強は、「矛であり、盾である」
③ドリームキラーに負けないメンタル作り
「生涯、勉強」ってこと?
そう言われると「ゲンナリ」してしまうかも知れませんが、今は、YouTubeやTikTokなどの動画コンテンツで分かりやすい教育動画が多くあります。
そのような現代ならではの、技術や特権を使って、知識を増やすのは効率的で長く続きます。
「本を読む」、「問題集を解く」などだけが勉強ではありません。
新たなものに触れる事も、人生の質を上げる上では必要な事です。
その為には、新たな知識を得る必要があります。
もう、若くないから・・・。
横文字言だと、訳がわからない・・・。
そこで諦めてしまっては、そこまでの事しか手に入りません。
確かにこの世の中は、”平等”ではないかも知れません。
しかし、『何かを得るには、何かを差し出さなければなりません。』
『勉強』は、自分の人生を自分で選択していく為に必要な技術だと思います。
今日が明日へのスタートライン
です!
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