この記事は、
【ビーナスラインツーリングで
持っていくべきアイテム】
を体験をもとに紹介しています。
- ビーナスラインとは?
- ビーナスラインツーリングの感想
- ビーナスラインツーリングに持っていくべきアイテム紹介!
バイクの免許を取得し、バイクを購入された方は、これから多くの場所にツーリングに行くと思います。
日帰りや宿泊旅、ショートツーリングからロングツーリングまで様々な状況で楽しんでいくと思いますが、何も準備をせずに勢いだけで出発してしまうと、せっかくの楽しいツーリングが大変なツーリングへ変わってしまいます。
準備は大切!!
今回、筆者が長野のビーナスラインをロングツーリングしてきた体験をもとに『これだけは持っていけ!』というアイテムを紹介させて頂き、これからツーリングを楽しむ方の参考になればと思い、記事になせて頂きました。
バイクは、その体験で”人生を変えるもの”だと思います。
しかし、環境や状況・体調にも大きな影響を受け、危険と隣り合わせなものでもあります。
是非とも今回のブログの内容を参考に、今後のバイクライフを楽しく素晴らしいものにしてください。
- ビーナスラインツーリングに予定している方
- ロングツーリングを予定している方
- バイク初心者の方
◉ビーナスラインとは?
ビーナスラインは、日本の中部地方にある長野県と岐阜県の県境に位置する、標高1600m以上の山岳道路です。全長は約80kmで、道路名の「ビーナスライン」は、周囲の美しい自然景観から名付けられたそうです。
ビーナスラインは、北アルプスと南アルプスの山々を一望できる展望ポイントが多数あり、絶景ドライブ・ツーリングスポットとして有名です。特に、秋には紅葉が美しく、多くの観光客が訪れます。夏には、高原地帯ならではの爽快な気分を味わいながら、自転車やバイクで走ることもできます。
しかし、美しい自然と景観を楽しめ、バイクで走る感覚は言葉では伝えきれない感動と爽快感があります。
行って損はなし!!
今回のビーナスラインツーリングは、ゴールデンウィークに会社の同僚3人で1泊2日で行って来ました。感想を一言で伝えるなら『最高!』です。美しい自然、バイクで走る爽快感、その一つ一つの体験が人生をより豊かにしてくれているようでした。
しかし、そんな旅も楽しいだけではありませんでした。初めての『ビーナスラインツーリング』、考えが甘かった部分もあり、反省ポイントもありました。
そんな体験談から、”ロングツーリング”や”ビーナスラインツーリング”の際に必要だと感じるアイテムをご紹介させて頂きます。是非、参考にして下さい。
◉ビーナスラインツーリングに必須アイテム紹介(ロングツーリングにも可)
『ビーナスラインツーリング』で考えておかなければいけないことは『気温』です。
私たちが実際にツーリングに行ったのは5月上旬(GW中)です。だいぶ暖かくなり、半袖の人がちらほら居るくらいでした。
しかし、『ビーナスライン』は標高2000mの高原地帯です。真冬の格好でも非常に寒さを感じるレベルの場所にバイクで風を受けながら走って行くわけです。体が冷え切り、手足の動きが鈍くなるのは当然と言えます。
第一目的地である『美ヶ原高原(道の駅)』に到着した頃には体はガクガク震え、皆急いで暖かい飲み物を買いに急いだほどでした。
『寒さ』は舐めてはいけない
また、道中にいろいろと不便に思うことも多くあり、事前の準備が非常に重要だと感じました。しかし、ロングツーリングは基本的に荷物は少なくさせた方が良いとされています。
『荷物を少なくするメリット』
①軽量化によるバイクの操作性向上。
②体への負担が大きくなり疲れやすくなる。
その為、荷物を多くするのではなく、必要アイテムを厳選してご紹介させて頂きます。「ロングツーリング」でも同じ考え方で対応できると思いますので、参考にしてみて下さい。
①バイク用 収納アイテム
荷物を収納するには、『サイドバック』『シートバック』『リュックサック』があります。
私の場合、バイクの外観を損ねたくなかった為、自分で背負う『リュックサック』をチョイスしました。
バイクの種類にもよりますが、クルーザータイプなら『サイドバック』が似合いますし、スポーツタイプなら『シートバック』が一般的かもしれません。
ここに関しては、個人の自由です。バイクの種類や自分の価値観、収納容量を考慮して選択してみて下さい。
自分に合った収納を!
私は、ヘルメットも収納出来るバイク用の『リュックサック』を購入し、ツーリングの荷物を入れています。
サイズも十分ですし、逆にこれに入るように荷物を取捨選択しています。
②レインウエア
今回の『ビーナスラインツーリング』において、持参して良かったアイテムが『レインウエア』です。
- ツーリング中は、いつ雨に打たれるか分からない。
- ロングツーリングの場合は、移動先の気温が思った以上に低いことある。
そんな時にレインウエアは、”防寒着にもなる”ため持参して損はないアイテムの一つです。
実際、私がビーナスラインを走っていた時は寒さで体の芯まで冷えてしまい、運転に不安を感じてしまうレベルでした。そんな時にレインウエアを重ね着したおかげで、一気に寒さを防ぐことが出来、安心してツーリングを楽しむことが出来ました。
レインウエアに助かった!
私が購入したバイク用のレインウエアは小さく畳むことが出来、見た目も悪くありません。重ね着をしてもゆとりがあり、バイク操作に支障は出ません。
もしもの時に「レインウエア」を持っておいて損はないと思います。
③冬用グローブ、ネッグウォーマー
今回のビーナスラインツーリングに関しては、『冬用グローブ』と『ネッグウォーマー』を持参して良かったと感じています。
先にも述べた様に、ビーナスラインは標高が高いため5月でも真冬以上の寒さでした。春用の装備ではとても耐えられなかったと思います。
ネッグウォーマーは首元をしっかりと守ってくれるので、ヘルメットの間からの風を緩和してくれます。私はフルフェイスタイプのヘルメットを着用していますが、それでも風による寒さは感じますので、ジェットタイプのヘルメットの方は必須ではないでしょうか。
最近では、「電熱グローブ」もお手頃価格で販売されていますので、購入を検討しても良いかもしれません。
私自身、電熱グローブは所持していないのですが、一緒にツーリングにいった方が使っており、一度着けさせてもらいました。これは確かに暖かく、冬用装備にはマストだと感じました。
寒さを楽しむ方もいらっしゃいますので、ご自身の価値観でご検討ください。
寒さ対策は万全に!
④ウェットティッシュ、マイクロファイバータオル
ツーリング中は、虫などがヘルメットのシールドに当たり汚れてしまいます。そのまま走行すれば視界が悪く事故の原因にもなりかねません。
そんな時のためにシールドを拭く「ウェットティッシュ」と「マイクロファイバータオル」が欠かせません。
「虫アタック」は地味に汚れる。。。
シールドには紫外線防止や曇り止めなどの加工が施されていることが多いので、出来るだけダメージを抑えられるものが良いです。
「ウェットティッシュ」もアルコールタイプよりは、「ノンアルコールタイプ」の方が良いと思います。
そして、通常のタオルよりは繊維が細かく、傷が付きにくい「マイクロファイバータオル」がオススメです。
⑤サングラス(またはヘルメットシールド)
良い天気のツーリングは最高に気持ちが良いです。しかし、同時に太陽の光が眩しく、運転に支障が出てしまう可能性もあります。
ビーナスラインは標高が高く、美しい高原が広がる気持ちの良いツーリングスポットです。その為、陽の光を遮るものがなく、眩しさを感じると思います。また、ロングツーリングの際も朝日・西日など状況によっては光との対決になることもあります。
そんな時のために『サングラス』を持参したり、「ミラータイプ」または「スモークタイプ」の『ヘルメットシールド』に交換することで、眩しさを軽減出来ます。また、ヘルメットシールドにはUVカットコーティングされたものも多く、日焼け防止にも一役買ってくれます。
ただし、ヘルメットシールド交換に関して、夜の走行がある場合は逆に見づらくなる可能性があるため、夜間走行可能なシールドにしたり、クリアタイプのUVカット仕様のものとサングラスの併用が良いかもしれません。
ご自身の状況で、光と紫外線対策をしてみて下さい。私は、「Arai」ヘルメットの「RAPIDE NEO」を使用しているので、そちらのミラーシールドを着用しています。眩しさも感じず、相手に顔も見られないため、とても気に入っています。
ミラーシールドやサングラスは見た目もカッコイイ!
※ロングツーリングの際の注意点
バイクは、とても楽しい反面、危険な乗り物でもあります。体は剥き出しですし、車のように自立が出来ないため、操作ミスで転倒の危険は常にあり、車体が小さいため公道では車などに煽られたりもします。
そのため、長期間の運転や慣れない道で疲労が溜まり、集中力が切れる前に「こまめな休憩」が必要です。
無理をして事故を起こしては元も子もありません。
休憩の間隔は、個人の体調や感覚・道路状況によっても異なります。運転中は、自身の体調や疲労度に気を配り、安全な運転スタイルを心掛けるようにしてください。
安全に楽しいツーリングを!
◉まとめ
今回は、【長距離ツーリングでも安心!】初めての”ビーナスラインツーリング”で持っていくべきアイテム紹介!!というテーマでまとめさせて頂きました。
①収納アイテム
→『サイドバック』『シートバック』『リュックサック』から選択。
②レインウエア
→急な雨や寒暖差がある場合は『防寒着』になる。
③冬用グローブ、ネッグウォーマー
→春先でも頂上は真冬並みの寒さ。冬仕様の装備も必要。
④ウェットティッシュ、マイクロファイバータオル
→ヘルメットの汚れ対策。
⑤サングラス(またはヘルメットシールド)
→眩しさや紫外線対策、安全な運転を。
※こまめな休憩
→集中力が切れる前に休憩をして安全で楽しいツーリングを。
ビーナスラインツーリングに限らず、ロングツーリングの際に役立つ内容だと思いますので、ご自身のバイクライフの参考にして頂ければ幸いです。
私もバイク乗りになり、新たな世界・人生観が変わった人間です。しかし、どんなことにもリスクがあり、良いことと悪いことは表裏一体だと思います。
出来るだけの準備をして、楽しい”バイクライフ”をお過ごしください!
今日が明日へのスタートライン
です!
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