この記事は、
ダイエットが失敗する
『3つの行動』
についてまとめています。
- ダイエットが失敗する3つの行動解説
①〇〇を利用する
②〇〇をストックする
③最速・最短・完璧を求める - ダイエットを成功させるルール作り
①思考停止をしない
②習慣化ルールを設定する
③目標を明確にする
ダイエットの経験がある方は、多いと思います。
『決意→実行→挫折→』を繰り返し、その度に、”新しいダイエット法”が流行り、飛び付き、また挫折・・・。
まさに『終わりのない”ダイエットループ”』です。
しかしその失敗は、根性がないわけでも、意志力が弱いわけでもありません。
現代は、非常に暮らしが豊かになった反面、身の回りの便利なものが、人間の欲求を極限まで刺激します。
その欲求を、根性や意志力で挑もうとしても、負け確定です。
私自身、”痩せたり”、”太ったり”を繰り返して来ました。
その原因は、人間の行動心理を理解せず、精神論や根性論でダイエットを行なっていたからです。
気合いだー!
気合だけではダメだった。
ダイエットと聞くと、「運動の種類や頻度」「食事のメニュー」に目がいきがちですが、根本にある人間の行動心理を理解しないと、『終わりのない”ダイエットループ”』から抜け出せません。
まずは、精神論や根性論を捨て、合理的な考え方で、目の前の欲求を無くしていきましょう。
- ダイエットに失敗した方
- ダイエットを成功させたい方
- 継続的な肉体の維持をしたい方
◉ダイエットが失敗する3つの行動
ダイエットが失敗する原因はなんだろう?
- 根性、忍耐がない
- 意志力が弱い
- 自分に甘い
確かに、上記のポイントによって、ダイエットの成功率は下がります。
しかし問題は、それらの状態に陥ってしまう『環境』に問題があります。
どんなに根性があり、意志力が強く、自分に厳しい人でも、これから紹介する3つの行動をし続ければ、失敗の可能性は格段に上がってしまいます。
是非、内容をご覧頂き、ご自身の行動と照らし合わせてみてください。
結構、やっちゃってる・・・
そう感じている方も不安にならず、これからの行動を改善するだけで、かなりの効果が出ると思います。
今から新しい一歩を踏み出しましょう。
①コンビニを利用する!
会社の帰りに、ちょっとコンビニに立ち寄ることが、癖になっていませんか?
私自身以前は、会社帰りにコンビニに立ち寄っては、『新作のカップ麺』や『スイーツ』を買うのが日課になっていました。
『新商品』という”魔法の言葉”に、まんまと乗せられていたわけです。
新商品だ!
目的もないまま立ち寄った結果、「高カロリー」「高脂質」な新商品を買うことになっていました。
それ以外にも、私たち消費者の欲求を刺激し、購入を促す策略が数多く巡らされています。
コンビニ マーケティング戦略
・ドリンクコーナーを店内の奥に設置
→買う予定のなかったものを視野に入れ「ついで買い」を促す。
・雑誌コーナーを入り口ガラス窓付近に設置
→立ち読み客を利用して、店内に人がいる安心感を演出。入りやすい雰囲気作り。
・レジ横に売りたい商品を設置
→レジ待ちや会計時の時間に商品を視野に入れさせ『衝動買い』を促す。
手の上で踊らされてた。
大企業の優秀な方が、「どうしたら商品を買ってもらえるか」をあらゆる手法を用いてシステムを作っています。
ふらっと立ち寄ったら最後、何かしらの商品を購入してしまうでしょう。
それは、ダイエットを妨げる「高カロリー」「高脂質」な商品である可能性が非常に高いです。
今日だけ、寄ろう!
甘い誘惑は挫折への一歩になります。『未来は、今日の積み重ね』です。
- 今日出来なかったことは、明日も出来ない可能性が高い。
- 今日出来たことは、明日も出来る可能性が高い。
ダイエット中の1番の『強敵』は、『コンビニ』です。
安易に立ち寄らず、立ち寄る際は目的を持って、無駄なものを買わない覚悟を持ちましょう。
- コンビニは様々な手法で消費者の行動をコントロールする!
- 痩せたくば、むやみにコンビニに立ち寄らない!
②自宅にお菓子がたくさんある!
自宅に、大量のお菓子やカップ麺をストックしていませんか?
もし、大量のストックがあるのでしたら、それらを『0』にして下さい。
人は環境にかなりの影響を受けると、Googleが行った実験で明らかになっています。
- ◉『スナック置き場とドリンクバーの距離』
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- スナック置き場を起点に、ドリンクバーの距離を「1.8m」と「5.5m」で検証。
- スナック置き場とドリンクバーの距離が近い程、多くのお菓子を食べてしまう。
- 距離が近い方が遠い方に比べて、お菓子を「69%」も多く食べていた。
- ◉『社員食堂の入り口にサラダバー設置』
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- 社員食堂の入り口にサラダバーを設置し、野菜の摂取量が増えるか検証。
- 結果、健康的な食事の量が増えた。
- ◉『食器の大きさを変える』
-
- 食器のサイズを小さくしたことで、食べ過ぎが減った。
- 食器の大きさが、食べる量に影響を与える。
上記の内容のように、私たちは「環境」に弱い生き物です。
しかし、「環境」を味方につけることが出来れば、最大限の成果を簡単に手に入れることが出来ます。
お菓子のストックで、
ダイエットの難易度を上げていた!
わざわざ、自分でダイエットの難易度を上げる必要はありません。
まずは環境を整える為に、自宅にあるお菓子等のストックは『0』にしましょう。
- 人は環境に左右される!
- 生活の中から、お菓子などの誘惑を無くす!
③最速・最短・完璧を求める
ダイエットは、”一時的なもの”ではなく、”持続的なもの”です。
理想の体を手にし、それを維持してこそ、『ダイエットが成功した!』といえます。
1ヶ月で5kg痩せた!
すぐに元に戻った。
これでは、成功したことになりません。原因は、「最速・最短」に囚われた結果です。
「最速・最短」で効果を出そうとすることは、フルマラソンでスタートと同時に猛ダッシュするようなものです。
すぐに体力の限界が訪れ、完走するどころではなくなります。
一番効率的な方法はどれだろう?
どれがいいのか分からない!
完璧を求めることもダイエットにおいて要注意な行動です。
ダイエット法を調べることは重要なことですが、情報に踊らされ、何も行動しなければ意味がありません。
トライ&エラーを繰り返し、自分になった方法を探し出すのは素晴らしいことですが、一番を求めて情報の森を彷徨うのはやめましょう。ミイラ取りがミイラになってしまいます。
『最速・最短・完璧のNG行動』
- 無理な目標を立てる
→「1ヶ月で10kg痩せる」 など - 無茶な行動をする
→「炭水化物化を全く食べない」 など - 完璧を追い求める
→一番効果的なダイエット法を探す など
これらの行動をすることで、ダイエットの成功率が下がってしまいます。
- リバウンド
- 挫折
- 始める前に諦める
”目先の欲求”や”効率”を気にするあまり、最も重要な『ダイエットを成功させる!』という目標が薄れ、『終わりのない”ダイエットループ”』が始まることになります。
まず、【ダイエットは”一時的なもの”ではなく、”持続的なもの”]という意識を持ちましょう。
- 最速・最短・完璧を求めない
- ダイエットは”一時的なもの”ではなく、”持続的なもの”
◉ダイエットを成功させるルール作り
『ルール』は、何をするにも必要な基準です。
何も考えずにダイエットに取り組めば、それこそ「根性」や「忍耐」に任せた挙句に自分を責めて、ダイエットを諦めてしまいます。
それは非常にもったいないことです。
プラモデルの説明書や料理のレシピの様に、しっかりとした手順と方法を守れば、完成させることが出来ます。
ダイエットも”自分の中の明確なルール”があれば、成功率を上げれます。
是非、これから紹介するルールを参考に、ご自身のルールを作ってみてください。
楽しく無理なく
「自分ルール」を決めよう!
思考停止をしない
カッコ良い(または美しい)体を目指し、ダイエットを頑張っていると思います。
しかし何も学ばず、闇雲に行動しては、せっかくの努力も報われません。
- 食べる量を極端に減らす。
- 特定のものしか食べない。
- ハードな運動を続ける。
- 睡眠を疎かにする。
基礎を知らずに、自分の考えや思い込みで行動するのは危険です。
幸いなことに、今の時代は多くの先駆者の方が数多くの正しい知識を公開してくれています。
YouTubeや書籍、ブログなど様々なメディアで、あなたが「これだ!」と思った方法を取り入れ、実践してみてください。
このダイエット法、いいな!
ダイエット法も向き不向きがあります。
その中で、”効果がなかったもの”や”しっくりこなかったもの”を新たな方法に置き換えていきましょう。
そして、ダイエットは『食事』『運動』『睡眠』が重要なポイントです。
どれか一つでも疎かにすれば、求める成果は得られません。
ダイエットや健康に関する知識に多く触れる様にしましょう。
それこそが、成功への近道です。
- ダイエットのベースの知識をインプット
- 『食事』『運動』『睡眠』の大切さを知る
- 思考停止せず、トライ&エラー
習慣化ルールを設定する
ダイエットは『習慣化』によって、成功率を高められます。
- 毎日の運動
- 毎日の健康的な食事
- 毎日の質の良い睡眠
しかし、これらがうまくいかないのは、「習慣」に落とし込んでいないからです。
寝る前に歯磨きをする様に、トイレに行った後に手を洗う様に、それらが自然で当たり前に出来ることが求められます。
その為のルールが
『If-thenプランニング』です。
このテクニックには、『Aの状況なら、Bをする』というルールを設定して行動するもので、科学が認めた最強の習慣ルールとして広まっています。
例えば、下記のようなルールです。
- 帰宅したら、その場でスクワットを10回して家に入る。
- お菓子を食べたくなったら、代わりにナッツを食べる。
- アニメを見る前に、本を10分間読む。
この方法は、(効果量:0.65~0.99)という数値を叩き出しています。
効果量は、その理論を行なってどれくらい効果があるのかを示す値です。
- 効果量「-0.1」
→逆相関(やることで逆効果)
- 効果量「0」
→影響なし
(やってもやらなくても同じ)
- 効果量「1」
→完全に相関している
(0.5を超えたら効果的)
つまり、この方法を用いれば、多くのルールが習慣化する事が可能です。
下記のルールを見比べて、『If-thenプランニング』でルールを組み立てみて下さい。
ダイエットの成功率を大きく上げてくれるはずです。
- 夕飯を食べる前に、腹筋を30回する。
- お菓子やジュースを食べたくなったら、まずは水を飲み、ナッツを食べる。
- 寝室に入る前に、スマホを玄関に置いていく。
- ”習慣”の力で、挫折を遠避ける
- 科学的な効果を知り、合理的にダイエットを行う
「目標」と「目的」を明確にする
「何の為にダイエットを頑張るのか」を明確にしておかないと一時的な努力に終わり、挫折またはリバウンドしてしまいます。
私の友人にこんなエピソードがあります。
友人は自分の結婚式に向け、ダイエットを頑張っていました。
運動を行い、食事に気を使い、大好きなお菓子やジュースを控えていたそうです。
結婚式には、スタイリッシュな姿で最高の瞬間を過ごしました。
しかし結婚式が終わり、1ヶ月が過ぎた時に、体重は結婚式前より増加していたそうです。
これは、目的と目標が結婚式という短期ゴールになっていた為に起きてしまいました。
私は、このエピソードから長期的な目標を掲げています。
- 目的:
「いつまでも若々しく健康でいたい」 - 目標:
「カッコいいおじいちゃんになる!」
この目的、目標のおかげで、日々の生活を健康に意識し生活出来ています。
健康・人生・命などを目的に落とし込むと、短期ゴールにはならず、オススメです。
また、健康に関する効果を知ることで、より目的・目標が明確になります。
オススメ書籍を紹介させて頂きますので、よろしければ参考にしてみて下さい。
- 「目的」と「目標」を明確にする
- 人生の価値を考え、行動力に変える
◉まとめ
今回は、【ダイエットが失敗する3つの行動】”運動”・”食事制限”より、”ルール作り”が大切というテーマで、まとめさせて頂きました。
【ダイエットを失敗しない為に】
- コンビニを利用しない
→マーケティング戦略が凄い - お菓子をストックしない
→人は環境に左右される。 - 最速・最短・完璧を求めない
→持続的なダイエットを目指す。
【ダイエットを成功する為に】
- 思考停止しない
→トライ&エラーの精神で! - 習慣化ルールを作る
→『If-thenプランニング』で習慣化 - 「目標」と「目的」を明確にする
→長期目標で持続的な成功を目指す。
我慢や努力は、時に”辛さ”を私たちに与えます。
その気持ちを”根性”や”意志力”、”忍耐”で乗り越えようとするのは、失敗の確率を自ら下げてしまう行為かもしれません。
私自身、明るい未来の為に努力をした方が、モチベーションを保てると感じています。
是非、自らの想う最高の未来の為に、正しい方法で頑張ってみて下さい。
動き始めた人から変わっていきます。
今日が明日へのスタートライン
です!
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